MADE IN JAPAN

時間の移り変わりと片付けから気づいたこと

十年以上の時を経て、沢山の不要品や思い出の品を処分したり片付けたりしました。
昔よく着ていた服、とっても気に入っていた小物や人形などなど。思い出が一杯の物と沢山向き合う時間でした。

二年三年では捨てられない物も、十年以上経つと思い切りがつき、沢山の物とサヨウナラすることができたのですが、スッキリした気持ちと、あんなに大事にしていたのに(他人から見たらゴミみたいな物だったりを)時間の経過でこんなにもあっさり手放すことが出来てしまって、自分のあっけなさに不安さえ感じました。もちろんまだまだ使えそうな物は手元にありますが。

思い出を大切にとっておくことも楽しいことだと思ったし、いつ処分するかしないかは個人の考え方次第なので、どちらがいいのか私にもわからないけれど、今回は、移り変わっていく自分の気持ちに素直に従っていたらもう不要だと思えたんです。

そんな片付け中に気づいたことが一つ。とっても気に入っていた品々を手に持つと、シールもキーホルダーもペンケースも便箋も人形も、全てMAIDE IN JAPANだったこと。
小さなうさぎちゃんの陶器製の笛にもMADE IN JAPAN。この笛はとてもキレイに作られていて何十年も昔に作られたとは思えない程しっかりした品位を保っています。これに限らず昔の文房具はどれも丈夫に作られていることを感じました。今ならプラスチックが当たり前だし、クリップなどの小さい物にまで日本印!今になって驚くものばかりでした。

日本のモノ作りが思い出だけになってしまわず、『MADE IN JAPAN』というこの印が消えないような未来があるといいな、と思う出来事でした。



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